上海WFでも話題となった中国の超絶造形家 袁星亮。
まだまだ知られていないその実力を日本において広める一助となればと、G3での取り扱いを決定しました。
造形の良し悪しとは?彼ら独創系造形家のイマジネーションの源泉がどこにあるのか?その全てが「春芒、桃花島」に詰まっているように思います。レジン色はグレーです。彩色せずとも見ごたえがあります。
"GIFT FROM SCULPTORS"
我々G3のテーマです。
できるだけ生でお届けできるよう努力を続けております。
是非、原型師から生み出される熱い魂をその手で受け取っていただければ幸いです。
お待たせいたしました。再生産品をご用意いたしました。
作家の意向により、今後の再生産の可能性が低く、今回が最後の入手機会となりそうです。
日本のフィギュア、ガレージキット文化には所謂"版権モノ""オリジナル"という言葉の区別があります。便利な言葉が故に、自らのイマジネーションを元に創作する造形家のことを"オリジナル系原型師"と呼ぶ傾向にあります。主に版権モノではない物という意味でオリジナルという言葉が用いられており、あまり実情とフィットしないように思います。小さな事とは言え言葉はとても大事です。
ここに改めて「独創系造形家」と呼ぶことにします。
イラストレーターが、漫画家が、自らの脳内をその世界を人々に発信したいという思いがあり作品が生まれます。そのフォロワーとして版権モノが生み出されます。
独創系造形家、彼らもまた同じく自らのナニかを人々に発信したいという思いで造形をしている筈です。
この「春芒、桃花島」という作品に関心を寄せていただいた皆様は、単にこの造形の技巧に魅せられたでしょうか?
そうではないと我々は考えます。この問の答えに独創系造形家としての実力、この作品のすべてが込められていると考えます。
当商品は一般的な日本のガレージキットに比べ、いくつかの特徴があります。
製品サンプルを元に説明いたします。
2017年前半時点では既にFacebookを中心に造形界隈で彼の作品「魚行将」は有名になっていました。しかし彼自身はFacebookアカウントがなく、シェアされる記事にも彼のクレジットがありませんでした。ひょんなキッカケから彼の名前と連絡先を知った我々は、直接コンタクトを取り、2017年夏直接会うことができました。
これが2018年冬のWFでGILLGILLが「魚将行」を販売することになった最初の経緯です。
その時最後に言った言葉は非常にシンプルでした。それが「春芒、桃花島」をG3で扱うキッカケでもあるように思います。
「無理なら販売できなくたっていい。俺と友達になって。それだけでいい。」